職人というものは、体を使う仕事です。これから歳をとっていくと、体への負担が大きくなるばかりだと思うんです。不動産業は職人よりも体ではなく、頭を使う部分が多い職業なので、これからは不動産業へとシフトしていきたいと考えています。
本当はもっと勉強をして、不動産業に専念したいのですが、家業をいきなり放り出してやめるわけにもいきません。
私としては、タイル屋も広く言えば建築業界ですし、弟も建売の仕事をしているので、将来的には仲介よりも売主側の仕事をするのが最終的な目的であり、理想なんです。しかし、仲介業は一番不動産屋らしいと言いますか、仲介がわかっているということが不動産業の基本だと思います。ステップとして、今は仲介業についてを、一生懸命覚えなくてはなりませんね。
そして、イエカ・ライフ株式会社という会社を、お客さまも社員も笑顔になれる会社にしたいです。
営業面では、職人でもある私は、現場の大切さをよくわかっていると思うので、お客さまを積極的に施工現場へお連れする営業ができれば、と思っています。免震マットを敷いているところなどを、実際にご覧いただいて、耐震・制震・免震の家の良さや違いを感じていただきたいです。
この業界に来て2年。地道な作業をしっかりとやっていかなくてはいけないということを、しみじみ思います。これからはコミュニケーション力をアップして、経験を増やしていくことが課題です。